命を預かるという仕事

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中西一夫社長メッセージ

わたしたちの商売では、扱っている商品はほとんど「元・生きもの」なのです。
 魚も肉も野菜も、全部が元・生きもの。
 ですから、「いただきます」という言葉は、「あなたの命をわたしの命にいただきます」という意味です。
 けれどもわたしたちは、そうやって人の口に入った生きものたちを、もう一度生かすことができます。もう一度生かすとは?
それは、おいしいものをおいしいままにお客様にお届けして、「ああ、おいしかったな」と言ってもらうことです。
 「あなたの命をいただいて ありがとう」。
 そういう意味では、食料品の販売というのは、非常にやりがいのある仕事だと思います。
 人は生きるためには食べなくてはならない。その食べ物がどこから来たのかということを、知って、理解して、感謝する。そういう仕事ですね。 だから、おいしいものをお届けするということはもちろん、困っているお客様の手助けをしたい。メニューのご提案などの具体的な話をすることも大事です。 わたしたちの仕事は、言わば命を預かるという仕事。生きものを扱っているのですからもちろん、毎日が同じことの繰り返しではありません。 いろんな商品について考え、いろんなお客様・お取引先様と話をする。そしてその根本にあるのが、「ありがとう」という感謝の気持ちです。
 三喜有は、はたらく仲間一人ひとりの笑顔をたいせつにします。ともに喜びを分かち合い、いきいきとした楽しい店をつくっていきましょう!