北日本新聞ニュースより
災害時救援物資 供給で協定締結 市と三喜有
小矢部市は2日、市内に食品スーパーを出店している三喜有(さんきゅう)(南砺市寺家新屋敷・福野)と災害時の救援物資の供給に関する協定を結んだ。食料品や生活必需品などの供給や運搬の協力を受ける。
市役所で桜井森夫市長と中西一夫社長が協定書に調印した。市長は近年の自然災害の大きさや頻度を踏まえ「市内で予期せぬ災害が起きる可能性は否定できない。協定締結は心強い」と感謝し、中西社長は「創業時から地元密着型の商売をしてきた。もっともっと貢献できるような企業でありたい」と述べた。
市地域防災計画では食料や飲料水の備蓄目標を避難想定人数の3日分としており、その後は流通段階の商品で対応する予定。食料品などの供給に関する協定はこれまで締結していたピアゴ小矢部店に加え、2社目となった。