食品スーパー「サンキュー」を展開する三喜有(さんきゆう)(南砺市寺家新屋敷・福野)は29日、同市安居(福野)の古刹(こさつ)・安居寺で、恵方巻きに使うのりやキュウリなどの食材に願掛けをし、住民の健康や幸へ祈りを込めた。
中西一夫社長(40)や店長ら6人が参加。大谷龍寳住職(73)が読経し、恵方巻きの食材のほか、福豆などにも幸福祈願した。
恵方巻きの予約は31日まで。コロナ終息への祈願や内食需要の高まりなどを受け、例年の2倍近い予約を見込む。2日は南砺、砺波、小矢部の計4店舗に3500本を用意する。中西社長は「食べてくださった皆さんにとって、実りある一年になればうれしい」と話した。
例年は同寺の境内でも恵方巻きを販売しているが、コロナの影響を踏まえて今年は中止する。同寺の2日の節分会(せつぶんえ)法要は寺の関係者のみで行うが、福豆や「宿曜経(すくようきょう)」の解説用紙などは観音堂で午前8時から午後3時まで販売する。
令和3年1月31日付 富山新聞 掲載
“ふくの~と”にも載ってます。
すごい情報収集力で驚きです( ゚Д゚)