2014年11月 福光屋見学

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福光屋
金沢 福光屋さんを見学してまいりました。金沢で最も歴史のある酒蔵ということですが、その工場はなんと街中。近隣の方々に対して、騒音などの対策に苦心されている様子。
そもそもなぜ街中に?いえいえ、もともとは何もなかった場所が気がついて見れば発展していたのだとか。何とも金沢ですねぇ。

福光屋さんの歴史や、日本酒の製造工程、工場見学、日本酒の種類や原料のお米に関する知識まで、座学も含めて盛りだくさん勉強してまいりました。
驚いたのは発酵中の酒樽は絶対に(見ても良いんだけど)覗き込まないで!と注意されたこと。発酵中は二酸化炭素を排出しており酸素濃度が低いのだとか。そこに頭を突っ込むと意識がなくなり、酒樽に落ちるのだそうで…怖いですね~。
そんなこんなで、より日本酒への興味を深めた筆者でした。

加賀鳶

福光屋さんホームページより

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福光屋の発祥ははるか江戸時代にさかのぼる。安永のころ、越中・福光町よりひとりの男が加賀の国、金沢にやってきて石引町(現在地)にある寛永二年(1625)創業の酒蔵を買い取った。六代目・塩屋太助である。七代目の太助が「塩屋」の屋号を先代の出身地の名をとって「福光屋」と改めた。八代目・太次良は酒蔵、道具蔵の増設を成し、九代目・太平二に引き継がれる。十代目・太助に至り家業はようやく軌道にのり、このころ造石数が一千石に達している。

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