こだわり

野井農園では、有機肥料を中心に季節に応じた肥料や品種を選択し安心安全・高品質の商品作りを追求しております。味に関しては、甘味・食感・香りにこだわり、野井農園京都八幡市ブランドとして九条やわたねぎの販売に力を入れております。

九条ねぎの特徴

九条ねぎは「細ねぎ」と「太ねぎ」の2種類があります。
野井農園の九条ねぎは、「太ねぎ」で黒種と言い、茎が太く根から葉までは長めで、全体でも1m程度まで成長します。収穫適期は、65cm~80cm程度です。
九条ねぎの特徴は、春~夏は、歯触りの良さと辛味、甘味です。秋~冬は、柔らかさと甘味です。京都の冬は寒く霜が降りだすと葉の内部のぬめりが、その甘味を閉じ込め独特の味わいをもたらします。
緑黄色野菜である九条ねぎは、白ねぎと比べてミネラルやビタミンが豊富。
特にカロテンが多く含まれているため、皮膚や粘膜の強化、免疫力アップなどが期待できます。
また、ねぎの独特の香りや辛味は、硫化アリルという成分によるもの。
九条ねぎにももちろん多く含まれており、風邪の予防や疲労回復、抗酸化作用
など嬉しい効果が期待できます。よく民間療法で、「風邪をひいたら、ねぎを首に巻く」という話がありますが、これはねぎに含まれる成分から考えても理にかなった治療法と言えるかもしれません。

九条ねぎの歴史

九条ねぎの歴史は京野菜の中で最も古く、奈良時代、伏見稲荷大社が建てられた711年に、大阪の浪速から京都にねぎが移植されたのが始まりと言われています。「続日本後記」という歴史書では、九条村で水葱を栽培したとの記録が残されています。
また、九条ねぎに関する逸話として、弘法大師(空海)が東寺の近くで大蛇に追いかけられた時に、ねぎ畑に隠れて難を逃れた、という言い伝えがあります。
このことから、東寺の周辺の農家では、弘法大師の縁日にあたる21日はねぎ畑に入らない、ねぎを食べないという風習が伝えられているそうです。

ちなみに、東寺とは、弘法大師が嵯峨天皇から給預された(預かった)寺で、現在は、世界遺産にも登録されています。

この季節の九条ねぎの美味しい食べ方

九条ねぎは、その風味から薬味として使われることが多く、麺類や冷奴のトッピングには、最適です。特にうどんは、原料が小麦粉でミネラルが少ないため、ミネラル豊富な九条ねぎを合わせることで栄養素を補うことが出来ます。

おすすめレシピ

  • 商品名 京都伝統野菜《九条ねぎ》
  • 農園名 京都 野井農園
  • 産地 京都府八幡市岩田
  • 栽培方法 1年通して露地マルチ栽培。農薬の軽減し、ストレスをかけない栽培方法で品質向上に努めております。